みかん農家への就農希望者へ

農園から見える街並み

生産量日本一の「有田みかん」で有名な和歌山有田は、みかんづくりに適した地形や環境を有し、江戸時代から約450年間、変わらぬ伝統を受け継いできた農業が盛んな地域です。

三木農園では地元の農家さんが育んできた伝統を守るために、新規就農者が就農・独り立ちできるように、数ある行政の支援制度の活用や、農家・研修先の斡旋、様々な情報提供等の支援活動を行っています。

これから本気で農業を始めようとする方が、独り立ちしてからの安定的な営農に至るまで一貫したサポートで、新規就農者を支えます。

三木農園の就農支援活動

☑研修先の斡旋
☑農園地の斡旋
☑新規就農者・研修生等を対象とした講習会開催
☑園地貸借、補助事業等の資料作成支援
☑新規就農希望者と行政との仲介等

大規模で農家専業を目指す方、女性の方、定年退職後にチャレンジしたい方など、幅広く就農者の支援に携わっております。

みかん講習会の開催

三木農園では新規就農者や研修生を対象に、講習会を開催しています。有田川町にお住まいの方、これからみかん栽培を始めたい方など興味がある方は、お気軽にお問い合わせください。

剪定講習会 樹が混んでくると病害虫が発生しやすくなります。
そこで、樹の形の整え方や枝の配置の考え方などを勉強します。
摘果講習会 生理落果終了後、果実の肥大を調整するための摘果方法について勉強します。
摘果講習会 傷果や極小果等出荷できない果実を畑の中で摘果する方法について勉強します。
その他(農薬研修会等) 必要に応じて開催します。

就農までのステップ

就農を希望する方の就農までの流れは以下のとおりです。

Step1. 就農相談・情報収集

三木農園では、随時就農希望者の受け入れを行っています。興味がある方、就農に対し疑問や不安がある方も、是非一度、電話やメールでお問い合わせください。

TEL・FAX 0737-52-2805
携帯  080-1474-5853
メールでの問い合わせ

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Step2. 受け入れ農家・新規就農者・研修生紹介

研修を受け入れている農家や新規就農者、研修生をご紹介します。研修の内容や就農までのイメージを具体化していきます。

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Step3. 農業を始める決断・打ち合わせ

三木農園との打ち合わせで「研修に入りたい農家の選定」、「現状の貸借園地の状況」、「就農までのスケジュール」、「就農した際の補助事業の活用」等について確認をいたします。その際、就農意欲や農業に対しての適正も確認させていただきます。

独立して新規就農を目指す方には、経営に向けての就農プランを一緒に作成していきます。

農家へ就職を希望される方のサポートも行います。

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Step4. 農業技術等の修得

希望した受け入れ農家先が決定したら、基本的な知識・技術・年間の農作業等について学ぶため2年間の長期研修を開始します。

研修期間中の生活資金<年間150万円を最大2年間>が交付される支援制度の活用についてもしっかりアドバイスいたします。
農業次世代人材投資資金(準備型)(県経営支援課HP)(外部リンク)

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Step5. 就農条件の整備

研修期間中、三木農園と一緒に就農に必要な資金、農地、農業用機械施設、住居の確保などの準備を進めていきます。

県外から来る方であれば和歌山県の定住制度を活用した補助金制度の活用、空き家バンクの仲介等で住居の確保をサポートします。
わかやま空き屋バンク(外部リンク)

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Step6. 就農

研修で技術とノウハウを身につけ、園地を借りることが出来れば就農となります。

条件を満たす独立・自営就農する新規就農者に対し、<年間150万円を最長5年間>が交付される支援制度が活用できます。
農業次世代人材投資資金(農林水産省HP)(外部リンク)

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Step7. 販売・経営サポート

独立後は、三木グループの一つである「株式会社蜜柑伝承」に加盟いただきます。
就農において最も壁となる生産・販売部分での、バックアップを受けられますので、安心してみかんづくりに専念いただけます。

また、三木農園としても動力噴霧器などの農機具、種苗や肥料・農薬などの調達を支援し、様々な農法を学んでいただけます。

*関連リンク
農林水産省 新規就農施策について(外部リンク)
和歌山県 新たに農業を始めたい方への支援制度について(外部リンク)
わかやま 空き家支援制度について(外部リンク)

よくあるご質問

 
Q 就農するかどうかははっきり決めてませんが、相談できますか?

A 相談可能です。お気軽にお尋ねください。

先輩就農者の声をご紹介

有田川町(研修生)さん

大学在学中に就職活動で、農業も選択肢の一つとして考え、職業としてやっていくことを決めました。研修中には独学でも本を読んで学び、様々なアドバイスを聞きながら知識をつけ、就農の準備をしていきました。研修が終わってからも生産・出荷の指導を受けながら安定した経営に努めています。私もこれからですが、皆さんも地域に貢献できる就農者を目指して頑張りましょう。

就農年 2017年
主な作目等 みかん
農業従事者 本人・妻

有田川町(新規就農者)さん

前職は会社員。元々、叔父が農家で手伝いをしていたので農業経験があった点と、固定給料より農業が儲かると思い農業を始めました。引っ越してきた当初は、知り合いもいなかったので、相談する相手がいなかったので苦労しました。現在は知り合いも増えて相談できる相手もたくさん出来ました。時間管理が大変な事業ですが、お金をかけずに低コストでスタートできる支援制度を賢く活用すれば、どなたでもチャレンジできると思います。

就農年 2012年
主な作目等 みかん
農業従事者 本人・妻